会社概要

ご挨拶

 九州有明海に面した広大な佐賀平野は農業王国です。多くの農家から米や麦を買い取り、肥料を販売し、小規模な金融のお手伝いもしていたのが鵜池家の家業でした。日露戦争で父である当主が、半年後に祖父も亡くなり、一時中断した家業を16才に成長した四郎が1917年(大正6年)に再興しました。私共の会社はこの年を創業の年としております。
 以来経営を重ねて100年が経過し、現在に至っております。満100才迄経営の先頭に立ち生涯を全うした、鵜池四郎が創業者であります。

 鍋島支藩5万3千石の城下町であった創業の地、蓮池町で商業から始まった鵜池商店は1928年に精米、製油、製粉、製麺のメーカーへ大転換をし、トラックや運搬船等による輸送部門も持つ会社へ変貌を遂げました。

 1934年から日本の科学の殿堂であった理化学研究所より技術指導を頂き、この研究所で開発された理研式連続圧搾抽出製油機の第一号機を、1940年に佐世保製油工場に導入し稼働させ、この機械の西日本地域での独占販売権を得ました。
 この様に関係が深かった理化学研究所から承認を得て、社名を鵜池商店から理研農産化工株式会社へ変更いたしました。

 社名を変更した1948年(昭和23年)以降佐賀駅東に専用鉄道引込線を備えた製粉工場、製油工場、有機肥料工場、配合飼料工場、穀物加工工場、プレミックス工場等をスクラップ・アンド・ビルド方式で新佐賀工場として完成させ、運輸部門は理研運輸株式会社として分離独立させました。
 この様にして、佐賀工場は我国有数の食品コンビナートに成長いたしました。

 1981年(昭和56年)博多湾に面した箱崎ふ頭に佐賀製油工場の20倍規模で、西日本最大の福岡製油工場を完成させ、今迄九州西日本を販路としてきた理研農産化工は、日本全国に販路を拡大し、更なる飛躍の道を進み始めたのです。

 創業以来の社是である ①品質第一主義。 ②企業を通して社会に貢献する。 ③お得意先の繁栄がわが社の繁栄。 をこれからもしっかり守り通し経営して参ります。

代表取締役会長 鵜池浩四郎
代表取締役社長 弟子丸静磨

経営理念と安全・安心・環境への取組み(CSR)

品質第一主義

企業を通じて社会に貢献する

お得意先の繁栄がわが社の繁栄

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